ギターの買取業者を探している方向けにおすすめしたい業者を口コミや評判を基に比較ランキングでご紹介!

クラシックギターの種類は?買取相場はどのくらい?

公開日:2020/01/01  最終更新日:2019/12/25
    

ギターというと、エレキギターやアコースティックギターの需要が多いため、クラシックギターのことはよく分からないという人も多いでしょう。ここでは、クラシックギターの定義や種類、そして相場などの買取に関することについて紹介します。

そもそもクラシックギターとはどんなものか

そもそもギターには、電気を使って音を出すエレキギターと、楽器自体を響かせて音を出すアコースティックギターが存在します。そしてこのアコースティックギターは、さらにフォークギターとクラシックギターに分けることができるのです。

この2種類のギターは、形状も多少異なりますが、弦の素材が違うということが大きな違いになっています。フォークギターの場合は金属の弦を使いますが、クラシックタイプの場合はナイロン弦が使用されるのが特徴です。そのためこの2種類のギターは同じアコースティックギターでも音色が異なりますし、ナイロン弦を使用したクラシックタイプのほうが優しい音色になります。

クラシックタイプのギターは、文字通りクラシックの演奏に使用されますが、その他にもジャズやボサノバといったポピュラー音楽にも多用されています。

さまざまな種類とその特徴について

クラシックギターの種類としては、ガットギターやナイロン弦ギターとも呼ばれる「標準タイプ」のものがまず挙げられます。この標準タイプは、表面板に松(スプルース)や杉(セダー)といった木材が使われていることが多いのが特徴です。音色は甘く豊かな響きがあり、演奏曲も数多く存在しますし、ボサノバの演奏にもよく用いられています。

次に挙げられる種類はエレクトリック・ナイロンギター(エレガットギター)と呼ばれるものであり、こちらはアコースティックなのに電気を使って音を出せるというタイプになるでしょう。弦振動を拾って電気信号に変える装置であるピックアップと呼ばれるものを取り付けることによって、音を電気的に増幅したり音色を調整したりすることができます。これはいわゆるエレアコの一種であり、電気を使うことができる一方で、生でも音を出すことができるという特徴があると言えるでしょう。

そして標準タイプと見た目が似たものとしてはフラメンコギターと呼ばれるものがあり、文字通りフラメンコの演奏でよく用いられるものになります。フラメンコギターは、表面板にゴルペ板と呼ばれる透明な板が貼られていることや、側板や裏板に軽い材料が使われていることが特徴だと言えます。

フラメンコなどの長時間の伴奏にも適するように、弦高(フレットと弦の隙間)が少し低くなっているのも特徴です。また、フラメンコギターには専用の弦も存在しますが、標準タイプで使われる弦でも特に問題ないと言えるでしょう。

その他の種類としては、ギターアンサンブル用のものとしてアルトギターやバスギター、そしてコントラバスギターなどがあります。アルトギターは、標準タイプのものより一回り小さく、調律も高く設定されるという特徴があります。そしてバスギターとコントラバスギターは、標準タイプよりも形が大きく、低音部を担当するギターになると言えるでしょう。

買取をしてもらうときの相場はどれぐらいなのか

クラシックギターの種類は先ほど説明した通りですが、その価格はメーカーや機種によってピンからキリまであると言えます。そして当然のことながら、ギターの新品時の価格は、買取をしてもらうときの価格にも大きく影響してくるものだと言えるでしょう。

クラシックギターの場合、買取価格は新品時の10%程度というのが目安であり、状態が良いケースでは15%程度になることもあると言われています。そのため、新品時に5万円で買ったものであれば5,000円~7,500円程度で、10万円で買ったものなら1万円~1万5,000円程度の買取価格になると予想できます。

初めて買取をしてもらう場合は、新品時の10%というとずいぶん安く感じる人も多いかもしれませんが、買取というのはプレミアがついているもの以外はかなり安くなってしまうものです。しかし、相場を知っていれば、それよりも安く買いたたかれてしまうのを防ぐことができるでしょう。

ギターの査定については、どれだけ需要があるのかや、元々の定価、そして使用年数などが考慮されることになると言えます。しかしお店によっても買取価格は変わってくるため、1つのお店だけで査定してもらうのではなく、複数のお店で査定をしてもらうことをおすすめします。

それにレアなギターの場合は、その価値をしっかりと見極めることができる店員でないと本来よりも安い査定額になってしまうことがあるため、そうしたギターを売る場合は店舗選びも大切になるでしょう。

 

クラシックギターは、基本的に電気を使わないで音を出すというアコースティックギターの一種であり、ナイロン弦を用いるのが特徴となっています。種類としてはごく一般的な標準タイプや、エレアコの一種であるエレクトリック・ナイロンギター、そしてフラメンコの伴奏で使われるフラメンコギターなどさまざまあります。

ギター買取の相場は、新品時の10%程度が目安とされていますが、状態が良い場合は15%程度の価格で買い取ってもらうことも可能です。