ギターの買取業者を探している方向けにおすすめしたい業者を口コミや評判を基に比較ランキングでご紹介!

Epiphone製のギターの買取相場はどれくらい?売却時の注意点についても解説!

公開日:2023/04/01  最終更新日:2023/03/17
    


ビートルズが来日時に使用していたことで有名なEpiphoneのギターは、家に眠ったまま所有しているという方も多いものでしょう。CASINOなどの自社ブランドモデルやGibson直径のレスポールなどはファンも多く、中古市場でも高値で取引されています。この記事ではEpiphone製ギターの買取相場について解説します。

Epiphone製のエレキギターの買取相場

Epiphoneは独自のギターブランドとして数々のモデルを生み出していましたが、1957年にGibsonに買収され、Gibson傘下に入りました。最近ではGibsonの廉価版というイメージもあるブランドですが、中古で取引されるモデルの中には、Gibsonに劣ることのないスペックで今でも高額取引されているものがあります。

Epiphoneのレスポール

Epiphoneのレスポールは、初級者から上級者まで扱いやすく、コストパフォーマンスも高いモデルとして新品も中古も根強い人気があります。その中でもとくに、売却時に高額査定が期待できるモデルには以下のようなものがあります。

・Elite(エリート)シリーズ:Gibsonに匹敵するスペックの高さで定評があります。

・レスポール・カスタム:とくにボディカラーが黒いものは「ブラックビューティー」と呼ばれ、人気が高いモデルです。

・TAKMatsumotoLesPaulTAKBurst:B’zのギタリスト松本孝弘さんのシグネイチャーモデルは高価買い取りが期待できるモデルです。

・BjornGelotte”Jotun”LesPaulCustomOutfit:INFLAMESのビョーン・イエロッテシグネイチャーモデルのレスポール・カスタムも人気が高いモデルです。

Epiphoneのカジノ

カジノはEpiphoneを代表するモデルで、ビートルズが愛用し、来日した際にも使用していたことから日本での人気に火が付きました。ビートルズに憧れる国内の有名ミュージシャンも使っていることで、今でも人気があります。その中でも1961年製のE230TDCasinoやE-230TCASINOSunburstはビートルズが使用していたモデルということで、中古市場でもプレミアが付くほどの高値で取引されることがあります。

また、ブルーラベルが貼られた初期の日本製カジノはクオリティが高いことから高額査定が期待できます。とくに、シリアルナンバーが5桁のものは相場の平均価格以上の値が付くこともあるといわれています。

Epiphone製のアコースティックギターの買取相場

Epiphoneはエレキギターのイメージが強いブランドですが、アコースティックギターも生産しています。その中で、Epiphoneの代表的なエレアコであるハミングバードは、中古での売却希望者も多いため相場は安い傾向にあります。

一方で、マスタービルドシリーズは、クオリティの高さから、高価での売却が期待できます。とくに、AJ-45MEやDR-400MCEと言った型番のモデルは木材の質もよく、Gibsonでも使用しているニカワ接着剤を採用するなど、グレードが高いのが特徴で、高値で取引されています。

Epiphone製のギターを売却する際にチェックするべきポイント

それでは、家に眠っているEpiphone製のギターを売却したいと考えた時に、査定金額を高くするには、どんな方法があるのでしょうか。

いくつかのお店で査定を依頼する

Epiphone製のギターは、生産された年代や生産国、モデルによって買取金額が大きく変わります。中古市場でも人気の高いモデルや生産数が限定的なシグネイチャーモデルなどは、高額査定が期待できますが、一方で、近年生産されている量産モデルや、市場によく出回っているモデルなどは相場が安いこともあります。

そのため、いくつかのお店で査定を依頼して価値を見極めてもらうことが重要です。相場が安いモデルは楽器店よりもリサイクルショップの方が高い価格で買い取ってくれることもあります。

必ずメンテナンスしてから査定に出す

Epiphoneに限らず、どのギターにもいえることですが査定に出す前のメンテナンスは必ず行いましょう。汚れや弦のサビなどは買取金額に大きく影響するだけでなく、査定の際の印象にも差が出ます。

また、Epiphoneのアコースティックギターはピックアップ内蔵のものが多いので、ピックアップが作動するかどうかも重要なチェックポイントになります。エレキギターは、アンプにつないだ際のガリも確認し、掃除してから査定に出すことをおすすめします。

付属品を揃える

査定に出す際、付属品が揃っている状態にすることも重要です。とくにアーム付きのエレキギターなどはアームがないと演奏に支障が出るため、付属していることが必須条件となります。そのほか、ケースや保証書なども査定に影響する可能性もあるので、購入時の付属品はできるだけ揃えるようにしましょう。

まとめ

Epiphoneのギターはクオリティと独自性の高いモデルやGibson直径のモデルなど、中古市場でも高値で取引されることの多いブランドのひとつです。とくに、長年しまい込んでいたモデルなどは、モデルによってはプレミアが付くほどの高値で取引されているものもあります。もし、家に眠ったままのEpiphoneのギターがあったら、一度メンテナンスをしたうえで、買取査定に出してみるのはいかがでしょうか。