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Epiphoneとはどんなギターブランド?売ったら高く買い取ってもらえる?

公開日:2023/02/15  最終更新日:2022/12/09
    


ギブソン傘下のブランドとして、現在もギターの制作に携わっているエピフォンについて紹介します。ギブソンと基本設計はほぼ同じですが、安くギターを購入できるのが特徴です。世界中で有名になったビートルズも使用していたエピフォンは、品質に問題はありません。プロやアマを問わず人気となっていて、高く評価されています。

Gibson傘下のギターブランド

エピフォンの歴史は古く、現在でも使用されているギターの機能をいくつも開発しています。ギブソン傘下になっても、独自の路線を貫いています。

後生に影響する重要な発明を行ってきた

エピフォンは20世紀初頭に始まったブランドとして、かなり長い歴史があります。当初からギターの制作を専門にしていたわけではなく、ヴァイオリンやマンドリンなどの楽器を製造していました。1928年に正式にエピフォンという名前になり、ギター制作を開始するようになります。

現在でも使用されているさまざまな機能を開発しているのが特徴的です。それが、トーンコントロール、ダブルネックの弦楽器、トラスロッド、ワウペダル、電子チューナー、ボリュームペダルなどです。さまざまな開発に力を注いできたエピフォンでしたが、1957年にギブソンに買収されることになります。

ギブソンの廉価ブランドとして

買収された当初は、エピフォンのオリジナルモデルを制作していました。1980年代後半からギブソンの廉価ブランドとしてシフトしていますが、それまではこれまで通り独自のブランドの味を出していたことが分かっています。そして、安価なエピフォンのギターが流行するようになっていきます。

エピフォンの品質

以前と比べると、アジアの向上で制作するギターの品質は向上しています。基本設計がしっかりしているので、プロのギタリストも使用しています。

エピフォンのオリジナルモデル

エンペラー、ウィルシャー、カジノが有名なモデルです。カジノはビートルズが使用していたことでも有名になりました。

Gibsonとの違い

ギターの基本設計はほぼ同じですが、エピフォンはその他の部分でコストカットを実現しています。

エピフォンとギブソンの明確な違い

木材の構成はほぼ同じです。製造している時期によって多少の違いはありますが、ほぼ同じと思って良いでしょう。ハードウェア面を比較しても、両者ともにアジア製のパーツを採用しています。そして、基本的なギターの設計はギブソンと同じなので、サウンドの違いもほぼないでしょう。両者の違いは塗装です。ギブソンはラッカー塗装、エピフォンはポリウレタン塗装が主流です。

そのほかにも、ネックとボディの接合部分をギブソンより安価にしている、ボディのフラット化や薄型化などの導入によりコストカットを実現しているなどの違いがあります。どちらが優れているというわけではありませんが、素材のクオリティや精密な組み立てなどに両者の違いがあります。

ほかのギブソン系ブランドとの違い

1980年代から1990年代にかけてオービルというブランドが開発されました。こちらのブランドは日本を中心に顧客がいました。オービルは、ギブソンのセカンドブランドとして製造されていましたが、現在は製造されていません。価格帯は、ギブソンとエピフォンの間でした。また、マエストロもギブソンのセカンドブランドです。エピフォンよりも安い価格で販売されています。

Epiphoneのギター買取相場

ギブソンよりも安価なエピフォンですが、レスポール、カジノ、ジョー・パスモデルは高い価値が期待できます。

レスポールは高い価値が期待できる

価値が高いギターとしてやり取りされています。実績数も豊富です。その理由は、コストパフォーマンスが高いことに加え、ブランド力があるからです。まず、ギター初心者が購入するギターとしてはクオリティが高いといえます。次に、日本のバンドブームとなったアニメでもレスポールは使用されているので、ブランド力の高さがうかがえます。

カジノは高い価値が期待できる

代表作であるカジノは価値が高いギターとして評価されています。多くのミュージシャンが愛用したギターとして有名です。また、歴史が古いため入手困難などの理由により価値が高くなっています。ギブソンでは生産されていないので、日本でも相場より高くなっています。日本ではビートルズの人気が後押しになったといわれています。

ジョー・パスモデルは高い価値が期待できる

最も価値が高いとされているのが、ジョー・パスモデルです。さまざまな音楽のサウンドメイキングに適しているので、人気が高くなっています。特に、フルアコ・ルシールのモデルは高い査定額が見込めます。事実、中古ギターを専門に扱っている業者で高額査定の実績があります。

まとめ

長い歴史のなかでギターの制作に携わってきました。現在でも根強い人気があります。日本では、バンドブームが到来している影響もあり、ギターを買い求める人が一定数存在します。レスポール、カジノ、ジョー・パスモデルは高い価値が期待できます。初心者がギター演奏するときでも使用しやすいようになっているので、売却を検討している人は具体的に売却を進めてみてください。