ギターの買取業者を探している方向けにおすすめしたい業者を口コミや評判を基に比較ランキングでご紹介!

Gibson・ファイヤーバードはどの程度の値段で買い取ってもらえる?

公開日:2023/06/01  最終更新日:2023/04/24
    


Gibson・ファイヤーバードは個性的で斬新なデザインを持ちながらも、世界で人気を誇る有名なギターです。そんなモデルを、どの程度の値段で買い取ってもらえるのか気になる人も多いかもしれません。今回はGibson・ファイヤーバードの買取相場や高価買取が期待できるモデルの特徴について解説します。

Gibson・ファイヤーバードとは?

そもそもGibson・ファイヤーバードについて知らないという人のためにおさらいしておきましょう。

Gibson・ファイヤーバードは、1963年に初めて世に送り出されたギターですが、当時はフェンダー社のストラトキャスターを中心としたギターに人気が集まっていたこともあり、それまでリリースしていたエクスプローラーやフライングVの売上が低迷していました。

そこでギブソンが力を入れて、ファイヤーバードを対抗馬として発売しました。ファイヤーバードは発売後もマイナーチェンジを繰り返しながら進化するなど、開発に力が入っていましたが、売り上げが芳しくないことから1969年に生産終了となってしまいました。

しかしながら、限定モデルとして再販されたり、後継機が発売されたりと、ファイヤーバードはギター界に生き残り続けました。1990年にはレギュラー製品としてファイヤーバードが復活し、マイナーチェンジを繰り返しながら生産されているギターです。ギブソン社にはレスポールやSGといったギターがありますが、ファイヤーバードはそれに次ぐ人気を誇っています。

Gibson・ファイヤーバードの買取相場

Gibson・ファイヤーバードは人気を誇るため、中古市場でも高値がつきやすいモデルが多いですが、発売された年代やモデルによって相場が大きく異なります。

具体的な買取相場は算出するのが難しいですが、高値がつきやすい年代別のモデルは以下の通りです。

1963~1965年製のモデル

1963年から1965年にかけて販売された初期のGibson・ファイヤーバードは生産数が多くないことから希少価値が高く、高額買取されやすいモデルとなっています。

1966年以降のマイナーチェンジされたモデル

初期のGibson・ファイヤーバードも人気を誇りますが、初期からマイナーチェンジされた1966年以降のモデルも機能性のよさから人気を誇っています。強度の問題があったスライドスイッチからトグルスイッチへの変更やピックアップの仕様変更によって使いやすくなったことから、現在でも高価買取されています。

1990年以降の高級モデル

1990年からレギュラーモデルとして復活したファイヤーバードですが、限定品や特別仕様の高級モデルも販売されるようになりました。高級モデルは希少価値も高く、プレミア価格で市場に出回っています。

高価買取が期待できるファイヤーバードの特徴

実際に高価買取が期待できるファイヤーバードはどのような特徴があるのか解説します。

限定モデルなどのレアモデル

Gibson・ファイヤーバードは限定生産されていた時期もありましたが、現在では生産されていない限定モデルなどは高値での買取が期待できます。

たとえばカスタムショップの20周年モデルである「GoldenMistPoly」、印象的なデザインによりほかのファイヤーバードと一線を画す「Non-ReverseFirebird」、アメリカの建国200周年記念に誕生した「Firebird2ndReissue」などが、人気の限定モデルとして挙げられます。

シグネチャーモデル

Gibson・ファイヤーバードにもさまざまなシグネチャーモデルが輩出されていますが、希少価値の高さから高価買取が期待できるものがあります。海外で有名なギタリストはもちろんのこと、日本で人気なギタリストのシグネチャーモデルも存在します。

買取価格に影響を及ぼすファイヤーバード特有のカスタマイズ

Gibson・ファイヤーバードはモデルや年代によって買取価格が異なりますが、カスタマイズも買取価格に影響を及ぼします。どのようなカスタマイズが価格に影響を及ぼすのかみていきましょう。

バンジョーペグの改善有無

Gibson・ファイヤーバードはバンジョーペグを採用していますが、古いモデルはガタつきが生じていました。ペグを交換して改善した状態であれば高価買取が期待できます。

ピックアップの交換

Gibson・ファイヤーバードは何度もマイナーチェンジを繰り返していることから、度々ピックアップの大きさが変わってきました。現在のピックアップに変更するためにはボディを加工する必要がありますが、初期モデルは純正であることに高値がつくため、できるだけ純正のままで売却したほうが高価買取できるようになります。

まとめ

今回はGibson・ファイヤーバードの買取相場や高価買取が期待できるモデルの特徴について解説しました。Gibson・ファイヤーバードは1963年に発売されてから生産終了していた時期もありましたが、モデルチェンジを繰り返しながら復活したギターであるため、年代によって買取価格も大きく異なります。限定モデルやシグネチャーモデルなど、希少価値の高いモデルは高価買取が期待できるファイヤーバードの特徴となります。発売された年代やモデルも買取価格に影響しますが、施されているカスタマイズも価格に影響を及ぼすため注意が必要です。