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ジャンクギターはなぜ売れる？ジャンク品の需要について
昨今、お家時間が増えていることから、ギターを始める人が増えています。習い始めたばかりだから新品でギターを購入するのは抵抗がある、という人も多くいます。そのため、お手頃価格なジャンクギターに人気が集まっています。この記事では、ジャンクギターの需要や壊れたギターを売るときの注意点などをご紹介します。
ジャンク品はなぜ買い取ってもらえるの？
近年、ギターの買い取りに大きな注目が集まっています。なぜ、ジャンク品が買い取ってもらえるのか、以下で解説します。
修理してから再度販売する
故障していても、ちょっとの修理で直る場合は修理をしてからお店で再販が可能です。有名なメーカーや人気の型は、買い取って修理をして販売しても多くの人が買い求めます。また、修理して商品として戻るのであれば、そのギターはジャンク品であっても商品として成り立つのです。最近ではギターをはじめる人も増えているので、新品で購入するよりも中古のほうがお手頃な価格で手に入ります。そのため、初心者にジャンク品は需要があるといえます。
コレクターに人気がある
とくに人気のあるギターやヴィンテージのギターであれば、故障していてもコレクターが購入します。また、インテリアとしてギターを飾る人も増えていることから、ジャンク品でも買い取ってもらえるのです。
パーツに需要がある
ギターとして使用ができなくても、パーツに問題がなければ買い取りが成立します。メーカーの中には、パーツ自体に価値のあるものがあり、ギターのパーツを取り替えたい人に人気があるのです。ただし、大型チェーン店の買い取りショップではパーツの買い取りをしていない場合があります。中古の楽器専門店などにパーツの買い取りを依頼する方が成立する確率が上がるだけでなく、想像以上の査定額が出るケースもあるので、買い取り希望の場合は楽器専門店に依頼するのがおすすめです。
どれくらい壊れていてもOK？買い取り対象・基準
壊れたギターでも買い取ってもらえる可能性があることを説明しましたが、すべてのギターを買い取れるわけではありません。ここでは買い取りの対象や基準をご紹介します。
ネック折れ
ギターの首部分であるネックが折れていることは、大きな損傷でもあります。しかし、ネックとギターのボディはそれぞれ別々になっているため、ほかのネックを連結することで再び使用できる場合があるので、買い取り可能です。
音が出ない
パーツの故障やエレキギターであればアンプの故障によって、音が出なくなる場合があります。また、配線による不良も考えられますが、どの原因でもほとんど修理で直すことが可能です。修理をして音が戻らなかったとしても、人気のあるパーツだと買い取ってもらえる確率がグッと高くなります。
傷や汚れがある
長く使い続けたギターは、大なり小なり傷があります。目立ちにくい傷であれば、査定に大きく響きませんが、誰がみても分かるような傷や汚れがあると、買い取り査定額に影響を与えます。ただし、ヴィンテージギターは傷や汚れがあっても需要があるため、高値で買い取りができるかもしれません。
ノイズ
ギターの演奏中に出るノイズについては、修理でノイズ音を消せる場合があります。そのため、査定に少し響くかもしれませんが、買い取りの対象となります。
壊れたギターを売る際の注意点
壊れたギターを少しでも高値で売りたい、確実に買い取りを成功したいと思ったとき、以下のポイントに気をつけましょう。
ギターを磨く
なにも掃除していない状態のギターをお店にもって行くのは控えましょう。ほこりや拭き取れるような汚れのついたままだと、査定に響き想像以上の安値で買い取りになるかもしれません。お店に査定依頼する前にギターをウェットティッシュなどで汚れを丁寧に拭き取ります。
乱暴に扱わない
ギターが壊れているからといって、乱暴に扱うのは控えます。簡単な修理で直せて高値で買い取りが成立するギターかもしれないので、査定依頼するまでは丁重に扱うことが大切です。
付属品の確認
付属品ひとつないだけで、査定額に大きく響きます。中には付属品があればプラス数千円の査定額になったというケースもあります。だからこそ、あらかじめ付属品はひとつひとつ確認をしましょう。
最低価格を決める
素人が壊れたギターから査定額を予想するのは困難。ネットで調べても壊れたギターの相場は判断が難しいものです。そのため、中古楽器の専門店に査定依頼をする前に、自分で買い取りの最低限度額を決めておきましょう。そうすることで、実際に出された査定額と比較でき、迷わずにギターを売るか決められます。
まとめ
今回はジャンク品ギターの買い取りについてご紹介しました。お家時間により、ギターを始める人が増えているため、ジャンクギターの需要は右肩上がりです。少しでも高値で買い取りを成立するために、ギターは丁寧に優しく扱いましょう。査定に出す前は、わずかな隙間も掃除をして清潔感を出します。そうすることで、思わぬ査定額になるかもしれませんよ。壊れていても、人気のある型やメーカー、ヴィンテージもののギターであれば、高額買い取りが実現しやすいので、壊れているからと諦めずに一度査定をしてみましょう。
