ギターの買取業者を探している方向けにおすすめしたい業者を口コミや評判を基に比較ランキングでご紹介!

ギターに寿命ってあるの?

公開日:2020/10/01  最終更新日:2020/09/29
    

ギターにはクラッシックやエレキなどさまざまな種類がありますが、中には年季の入ったものもあります。歴史的に価値をもった数十年前のギターも多く存在し、寿命という概念はあまりありません。そのため、もし古いギターを手放す際は「寿命だろうから売れるわけがない」と決めつけず、買取を検討することをおすすめします。

ギターの寿命とは?

ギターは熱や湿気が原因で劣化することがあります。そのため保管場所はもちろん、演奏をする際は室内の場合なら部屋の乾燥状態にも気をつけましょう。エアコンの風が当たるところや暖房機の近くは要注意です。

他にも暑い季節、車のトランクなどに入れっぱなしにしているとボディにヒビが入ってしまうかもしれません。ただし、これは寿命がきたというわけではありません。なぜなら、壊れた場合は部品を交換することで修理できるからです。

壊れたら楽器店に修理を出したり、利用者が修理技術を持っているなら、自分自身で修理をすれば大抵は直すことが可能です。そういった意味ではギターには寿命がないといえます。

強いて挙げるとするなら、利用者が「このギターはもういらない」と思ったときが寿命といえるかもしれません。その際は、たとえ古くても買い取ってもらえる可能性は十分にありますので、勝手に「古いから寿命だ」「売れるはずがない」と決めつけず、買取業者などに査定をお願いしてみましょう。

取り扱いとお手入れをしっかりすることで劣化は防げる

取り扱いと手入れ法をしっかりしておけば楽器の劣化を防ぐことが可能です。買取に出す場合においても、お手入れさえしっかりしていれば美品という扱いを受けやすく、それだけで買い取り金額があがることもありますので、日頃のケアは非常に大切といえるでしょう。

具体的な取り扱いやお手入れ方法としては、まず、弾きおわったあとは柔らかい布やシリコンクロスで拭くことは必須です。もちろん、弦も拭くことも忘れないでください。面倒に感じる方も多いかもしれませんが、このように汚れやホコリを拭き取るだけでも、ギターを美しい状態に保つには効果的です。

汚れを拭いたら、ギターをケースに入れるかスタンドにたてておく必要があります。椅子に立てかけたり床に置いておくと、意図しない圧力がかかりギターが変形したり、汚れが付く原因にもなり得るためです。

ギターケースにはハードケースとソフトケースがあります。ソフトケースは文字通り柔らかく、持ち運びがしやすいケースで、ハードケースは硬いため周囲の圧力がかかりにくく保管に向いています。

また、スタンドに立てて保管するのはネックへの負担を軽減するためですが、しっかりとギター全体が支えられるように立てるようにしないと逆効果となるため注意が必要です。ケースに入れる場合でもネックに負担がかかりそうならタオルなどを入れて固定するとよいでしょう。

また、弾きおわったら弦を緩めておくことで、張力によるネックへの負担も軽減されるため、より気をつけたい方は弦を緩めておくことをおすすめします。最後に、保管しておく場所としては湿気や熱がこもらない、風通しのよい場所を選びましょう。ギターは基本的に木材で作られているため、湿気や熱に対してデリケートとなっています。

買い取ってもらうために必要な手順とは

どんなに大切にしていた楽器でも手放さなくてはいけない場合もあるでしょう。高く買い取ってもらうためにはやはりお手入れや保管をしっかりしておくことをおすすめします。保存状態のいいギターは高く買い取ってもらいやすいためです。

買取業者にもよりますが、お店に持っていき、その場で査定から買取までおこなうのが一般的です。ほかにも宅配買取や出張買取のサービスを展開している業者もあるので、ご自身の環境に合った買取方法を選択しましょう。

買取額をあげるコツとしては、保存方法以外にもいくつかあります。たとえば複数の業者で事前査定をしてもらうのもひとつの手段です。複数で査定を受ければ買取価格の相場を知ることができ、交渉もスムーズになります。このときメーカーやモデル、型番や状態、写真などを確認しておくとよりスムーズなので、チェックしておくことをおすすめします。

クリーニングで全体をきれいにしておくことも忘れてはいけません。買取業者は決して見た目だけを気にするわけではありませんが、それでも見た目がきれいだと買い取りをする相手の心証がよくなります。汚れがたまりやすい指板やフレッド脇、メッキ部分を磨いてピカピカにしておきましょう。それだけでも思っていた以上に高く買い取ってもらえるかもしれません。付属品も揃えておくとその分、買い取り価格が高額になります。

ギターは購入する際、保証書がついています。保証書はどこのメーカーかを証明するための大切なもので、査定の際にも自分のギターの種類を明らかにできたほうがより適正価格に近い金額で売りやすくなるので、なくさずにとっておきましょう。

 

ギターにはこれといって寿命という概念はありません。そのため、古いギターだとしても、手放す場合はまず買取に出すことを検討してみることをおすすめします。

しかし、寿命こそないもののギターには少なからず劣化や故障というものがつきまといます。大切なギターを売るのですから、保管状況の見直しやお手入れ、修復などに気を配り、なるべく安く買いたたかれることのないように日頃から注意しておきましょう。