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高値で買い取ってもらえる人気ギターとは?

公開日:2022/01/15  最終更新日:2022/02/07
    


ギターは高価な楽器です。初心者が手にする様な一本一万円というものから、ヴィンテージで数千万円というギターも存在します。「自分のギターが一体どれほどの価値があるのか…」と気になる人も多いのではないでしょうか。今回はどんなギターが人気なのか、メーカーや高値の理由など解説します。ぜひ参考にしてみてください。

高価買取り多いのはギブソン製のギター

高価買取りギターでまず挙げられるのはギブソンです。代表的なモデル「レスポール」をはじめ数多くのシリーズがあるギブソンですが、なぜギブソン製のギターが高価となるのか、理由を説明します。

製造された年代や希少性

ギブソンは数多くのギターを生み出してきた歴史の中でさまざまな理由から生産がストップしたり、今では作られていないパターンがあったりします。たとえば1952年から発売された「レスポール」はゴールドトップという金色のボディでした。1957年にピックアップの変更期があり、変更当時発売された中で、57年製で旧ピックアップ採用のレスポールはわずか598本と希少価値が高く現在でも高値で取引きされています。

質のよい木材が採用されている

レスポールは1958年以降木目が見えるサンバーストというボディがメインとなります。現代でもギブソンを支えるメイン仕様です。木目は経年変化を経ると同時に見た目、音質も変化します。この変化がギタリストからサウンドの深みと評価されヴィンテージとして価値が高くなります。古い事が価格を下げるという概念はギターの中ではあまりないということでしょう。

とくに1957〜1959年のレスポールは生産本数の少なさ、オールドビンテージのサウンドから「真のレスポール」として数100万円という取引もザラにあるのは驚きです。ヴィンテージとまで古いギターでなくてもギブソン製のギターは、そもそもボディの材質やパーツ一つ一つにも価値があります。ギター全体の中でも高価買取りのも納得ですね。

そのほか、フェンダー製やポールリードスミス製も人気

ギター界の人気で測るとフェンダー製ギターも無視できません。フェンダーといえば王道のストラトキャスター、最古のエレキギターとして人気のテレキャスター、その他にもジャガー、ジャスマスター、ムスタングと世界中で愛されるギターがたくさんあります。買取りとしての価格は生産台数が多いことが影響します。そういう意味ではフェンダー製のギターはいつの時代も初心者からプロまで幅広く求められているので常に安定感のある価格で取引されているギターですね。

ただヴィンテージという概念はやはり存在しています。とくに1970年以前に生産されたギターは高額取引されています。歴史が長いため、生産時の世界情勢や当時のアーティストがのちに伝説的な人気になるなどギター本体以外の要因となります。

一方でまだ歴史が浅い近代のメーカーでも買取り中古市場で人気を博しているメーカーもあります。代表的なのはポールリードスミスです。1985年、当時大学生だったポールリードスミス氏が屋根裏で自作したギターからはじまり、現在では「第3の王道」と評される程です。当初から高級志向のポールリードスミス氏のギターは後発でありながら、国内外で活躍するアーティストがメインギターとして利用しています。

そんなポールリードスミスですが実はグレードにより価格帯が変動します。安価のSEシリーズから世界的トッププロが発注するというプライベートストックシリーズなどあり、中古市場では幅広く取引されています。高級志向であるとはいえ、どのプレイヤーにも触れる機会があるというのも第3の王道たる所以かもしれないですね。

日本製ならジャパンヴィンテージが高く売れる

ジャパンヴィンテージとは1970〜1980年代、ギブソン製やフェンダー製のコピーモデルを日本国内で生産したギターの総称です。安価でありながら、高い再現性やパーツの精巧な造り込みなど「本物には手が届かないがこれなら買える!」と人気を博しました。メーカーを挙げるとYAMAHA、Ibanez、Grecoなどが人気です。

ヴィンテージという明確な定義が難しいところではありますが、ここでは「生産が終了している」事です。ヴィンテージも多くのファンがいるので中古、買取り市場では需要があるジャンルとなっています。改めて認識しておきたいのはあくまでもギブソン製やフェンダー製のコピーモデルということです。一つの市場は成り立ってはいますが、ジャパンヴィンテージの価格は本家には及びませんので注意が必要です。

 

今回は高値で買取りなど取引があるギターの紹介をしました。ギターは人気楽器であり、歴史も長いです。ゆえに数多くのギターが世に生まれました。よく「ピンキリ」と表現されますが、もしご自身の手元にギターがあればぜひ一度買取り査定などで価値を見極めてみるもの一興ですね。これからギターの購入を考えている人もぜひ参考にしてください。