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ローン返済中のギターを買取に出すことはできるのか

公開日:2022/09/01  最終更新日:2022/09/08
    

ローン返済中のギター

クラシックギターやビンテージのギターは、数十万円以上の値段で売られていることも珍しくありません。価値の高いギターを手に入れたい方のなかには、ローンを組んで購入する方もいます。しかし、ローンを組んで買ったギターを何らかの事情で手放すこともあるでしょう。今回は、ローンの返済期間中のギターを売却できるのかを解説します。

ローン支払い中の楽器買取は難しい

元値が高額なクラシックギターやビンテージギターですが、高くても買いたいという方も多いでしょう。初心者用のギターであれば、数万円程度で売られているものもあり、手の届きやすい価格と言えます。

しかし、ギターの価格はピンキリで、クラシックギターやビンテージギターのなかには、数十万円~100万円を超えるものもあります。高額なギターに魅力を感じて、どうしても手に入れたいという場合は、ローンを組んで購入する方法があります。

ただ、飽き性の方や初めてギターを購入する方、コレクション目的の方は、自費で購入するのがおすすめです。

というのも、ほかのギターに目移りしたり、飽きてしまってギターを使わなくなったりしまうと、せっかくローンを組んで購入したギターを売却しなければならない可能性があるからです。

しかし、そもそもローンの返済期間中は、ギターを売却できないのではと疑問に感じる方も多いでしょうか。結論として、ローンの返済期間中にギターを売却するのは不可能ではないものの、むずかしいと言えるでしょう。

ローンを組んで購入しているということは、購入代金をローン会社が肩代わりして支払っているということになります。そのため、手元にギターがあったとしても、所有権はローン会社にあるのです。

自分自身が所有者ではないため、返済期間中に勝手に売却することはできません。また、割賦販売という方法で購入している場合、分割払いのような仕組みになっているため、自分自身が所有者になっているという感覚に陥りがちです。

しかし、割賦販売の場合、所有権が楽器店となっています。つまり、どのような形式であっても、ローンを組んで購入している時点で、所有者は自分自身ではないのです。

そのため、ローンの支払い期間中に、債務者が勝手に売却してしまうと、規約違反となります。さらに、法律違反として刑事事件になる可能性もあるので、注意しなければなりません。

ローン契約中でも買取に応じてもらえるケースとは

ローンを組んでギターを購入した場合、原則として債務者が支払い期間中に勝手に売却することはできません。

ただし、ローンの種類によっては、支払い期間中でも自由に売却できるものがあります。たとえば、キャッシングローンを借りてギターを購入した場合、楽器店には、自分自身のお金として代金を支払います。

キャッシングローンの場合、ローン会社からは、ただお金だけを借りている状態になるため、ギターの所有権は自分になるのです。また、一般的なローンでも、ローン契約時に楽器の所有者が、自分自身となっていることがあります。

その場合、ギターを好きなタイミングで売却するのは問題ないでしょう。つまり、ギターの所有権が、誰になっているのかによって、売却の自由度が変わるのです。

高額な楽器の購入は慎重に!

ギターに限らず、高額な買い物をするときは、慎重に判断する必要があるでしょう。とくにローンを組んで購入するなら、さらに慎重に判断すべきだといえます。

ローンを利用して購入しているということは、ギターそのものは債権者の手元にありますが、所有権やローン会社や楽器店となるのが基本です。もし、生活スタイルが変わって収入が減ると、ローンの返済が厳しくなるでしょう。

その際、ギターの売却を検討するかもしれませんが、所有権が自分でない以上、勝手に売却することはできません。また、収支が変わっていなくても、ギターに飽きてしまう、ほかに目移りしてしまう可能性のある人も注意しなければなりません。

不要になったギターに対して、毎月ローンを返済しなければならないのは負担に感じるでしょう。どうしてもギターが欲しいときは、自己負担で購入できるもののなかから選択することを基本に考えるのがおすすめです。

もしローンを使って購入するなら、数年後も問題なく支払えるか、やむを得ず売却しなければならない状況に陥らないかを慎重にシミレーションしましょう。 

まとめ

ギターの価格はピンキリで、数万円で購入できるものもあれば、数十万円以上する高額なものもあります。自己資金でギターを購入するのがむずかしい場合、ローンを組んで購入するという選択肢があります。

ただし、ローンを組んで購入する場合、所有権はローン会社や楽器店になるケースが多いです。自分自身が所有者でない場合、勝手に売却することはできないため、やむを得ず、売却しなければならない状況に陥らないか慎重に判断しましょう。

とくに飽き性の方や家庭の収支が変わる可能性のある方、コレクション目的の方などは、勝手から後悔する可能性も考えられます。