ギターの買取業者を探している方向けにおすすめしたい業者を口コミや評判を基に比較ランキングでご紹介!

状態のよさを保つための保管方法を教えて!

公開日:2019/07/01  最終更新日:2019/08/19
    

ギターの買取時に出来るだけ高値になる為に、どのような保管方法をすれば状態が良いまま保つ事が出来るかというと、色々方法があります。

しかし特に初心者だと、どのように保管すれば良いか分かりません。

では具体的に部屋でギターを保管する場合、どのような方法が有効なのかを見ていきましょう。

部屋の湿度と環境を整える事が大切

買取時に高値になる為、良い状態のままギターを保管しておきたいという場合に、部屋はどのような環境にするのが良いのかというと、色々とポイントがあります。

まず理想をいうと、湿度は約50パーセントで常に保つように心掛けましょう。これ以上でもこれ以下でも良くありません。とにかく湿度は、低すぎず高すぎずというのがポイントです。 またほこりが一切無い部屋で、直射日光も当たらないようにする事も必要です。ほこりだらけで、日光が当たっている部屋だと経年劣化も早く、状態もすぐに悪くなってしまいます。 そして温度は常に26度前後になるように温度管理もする必要があります。そうする事で良い状態のまま保つことが可能です。

これらが出来れば完璧ですが、専用の保管部屋を作らないととても実現する事は出来ません。 そこで少し妥協して、湿度と温度はなるべく人が過ごしやすい状態にし、ほこりもなるべく出ないようにギターのまわりに本や衣服等は置かないようにしましょう。 さらに直射日光が当たらないように、なるべく日陰を見つけて、そこに置くようにするだけでも大分違ってきます。 つまりギターの状態の良さを保つには、適度に部屋を掃除し埃を出さないようにして、極端な湿気や乾燥に気をつけるという事が大切です。もっと分かりやすくいえば、人間にとって快適な環境を心掛けていれば問題ないという事です。

ギターを保管する時はケースにしまっておくと良い

保管時はなるべくケースにしまっておくと管理も楽です。格好が良いから部屋にむき出しで飾りたいという考えは分かりますが、それだとあまり良くありません。 本来ケースはギターに傷がつかないように持ち運ぶ為の物ですが、保管する上でも沢山のメリットがあります。

まず湿度の調整がしやすいという点です。ケースに入れておけば、中の湿度は安定する為ギターが劣化しにくくなります。特に日本は湿気がある為、特に梅雨時はむき出しにしていると良くありません。理想の湿度は50パーセントなので、梅雨時は高すぎてジメジメしますし、冬はかなり乾燥してしまいます。 また冷房や暖房をかけると部屋の温度は大きく変化する為、ギターにとっては非常に苛酷な環境です。

そこでケースに入れておけば、こうした苛酷な環境からギターを守る事が出来ます。贅沢を言えば、ケースの中に湿度調整剤を入れておくと完璧です。 もちろんケースに入れておく事で、ほこりの被害からも逃れる事が出来ます。一度ほこりが中に入ってしまうと、掃除するのも大変です。

では保管に向いているケースは何かというと、セミハードケースハードケースを選びましょう。何故ならこの2つなら、置き方の向き等を細かく気にする事無く置く事が出来るからです。 さらにこれらは両方ともかなりきちんとした作りなので、湿気や乾燥の影響を受けにくく、しっかりとギターを守ってくれます。 ソフトケースだと、保護能力がない上に、ギターを壁に立てかけたり、床に寝かせて置く形になってしまう為、良い状態を保つにはあまり向いていないので、なるべく避けた方が良いです。

保管時は使用頻度によって弦は緩めておき、こまめに拭く事が大切

ギターを保管する時に、弦は緩めるべきかどうか悩んでいる人も少なくありません。よくギタリストの中でも、練習や演奏が終わったら、なるべく緩めておくといういとも多いです。 では実際の所、保管するとなった場合はどうするのが正しいのかというと、時と場合によります

どういう事かというと、基本的に毎日演奏する場合は、ほとんど弦を緩める必要はありません。ただ1週間に1回とか、たまにしか引かない場合は、少し緩めておくと良いです。 さらにいつ引くか分からない場合は、完全に緩めておきましょう。そうしないと錆びて硬くなってしまう恐れがあるからです。

また毎回演奏し終わったら、片付ける前にクロスで弦を拭く習慣をつけておくと良いです。そうする事で、弦は錆びにくくなり、長持ちするようになります。弦は非常にデリケートなので、時間に余裕があれば、一本ずつクロスで挟むような形で丁寧に拭くとより良いです。 特に長期保管する場合は、念入りに掃除しておけば、久々にケースを開けて見たら、弦が錆びて硬くなっていたと後悔する事にはなりません。

いくら状態が良くても、弦が錆びてボロボロになっていたら、買取価格もかなり下がってしまいます。 とにかく弦は使用頻度によって緩めるかどうかを判断して、演奏後はこまめにそして丁寧に弦を拭く習慣を付け、長期保管の場合はより丁寧に拭いてからケースにしまうようにすれば完璧です。

 

ギターを買取時に、出来るだけ高く買い取ってもらうには、とにかく人間にとって快適な環境と同じ様な状態で保管するという事が大切です。 またセミハードケースかハードケースにきちんとしまい、ほこりや湿気に温度から守るようにして、弦も掃除してから片付ければ、ほぼ完璧な状態でギターを保つ事が出来ます。